鼠径ヘルニアになりやすい人|神戸・三宮でそけいヘルニア日帰り手術|神戸日帰り外科そけいヘルニアかずクリニック

〒650-0001 神戸市中央区加納町3丁目1-26 ユニバーサル神戸ビル7階
078-954-7018
ヘッダー画像

鼠径ヘルニアになりやすい人

鼠径ヘルニアになりやすい人|神戸・三宮でそけいヘルニア日帰り手術|神戸日帰り外科そけいヘルニアかずクリニック

こんにちは。神戸日帰り外科そけいヘルニアかずクリニック院長の藤木和也です。
瞬く間に梅雨が明け、夏の日差しとなってきました。皆さん体調はいかがでしょうか。
今回は「鼠径ヘルニアになりやすい人」をテーマに綴っております。
「どういった人に鼠径ヘルニアが発症しやすいですか」とのご質問をお持ちの方が大勢いらっしゃいますので、一助となれれば幸いです。

まず、男性であること、ご高齢であることが挙げられます。
ある文献によると、男性は生涯のうちに3人に1人は発症するといわれています。
一方で、女性は30人に1人とされており、圧倒的に男性に多いです。
年齢に関しましては、小児ヘルニアを除きますと、60歳以上のご高齢の方がなりやすいとされています。

体重に関しては文献によって意見がわかれており、「肥満型がなりやすい」との報告もあれば、「やせ型がなりやすい」との報告もあります。
肥満の人になりやすいイメージがあった方には予想外だったかもしれません。
また、高身長もヘルニア発症のリスクとされる報告もあります。

立ちっぱなしの仕事屈んだ作業肉体労働筋トレも過度な腹圧がかかるため、鼠径ヘルニアになりやすいといわれています。
トラックの運転手にも多いといわれています。

飲酒や喫煙は報告によって異なりますが、よく咳をする方はリスクが高くなります。
また、「小さいときにヘルニアの手術を受けたことがある方」、「前立腺の手術をうけたことがある方」も発症のリスクとされます。
家族歴も挙げられており、特定の遺伝子変異をお持ちの場合は鼠径ヘルニアになりやすいと言われております。

ざっとご紹介しましたが、鼠径ヘルニアはまだまだ研究がし尽されていない分野になりますので、今後これらの報告が覆る可能性は十分あります。
ご参考程度に見ていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさんにお楽しみいただけますことが、ブログ作成の励みになります。今後もぜひご覧ください。