膨らむ不安をお持ちなら、ご相談ください。
神戸日帰り外科そけいヘルニアかずクリニック院長の藤木和也です。当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。私は学生時代より外科医を志し、医師になってから現在までそけいヘルニアを含め様々なおなかの病気に携わってきました。
そけいヘルニアは、足の付け根(そけい部)の筋肉に穴が開き、おなかの臓器が脱出することで膨らみがみられる病気です。一般に脱腸と呼ばれています。おなかの外科医(消化器外科医)が扱う病気の中で最多となりますが、がん診療とは異なり、良性疾患であるがゆえに、若手外科医の修練の対象とされることや、がん診療の片手間に治療にあたられる場合が多くみられます。斯く言う私も、以前はそのうちの1人でした。
しかしながら、そけいヘルニアは、脱出した臓器が嵌まり込んで戻らなくなってしまった状態(嵌頓)に陥ると、強い痛みを感じるのみならず、命に危険を及ぼす可能性がある病気です。胃の専門や大腸の専門といった細分化がすすむ中で、“おなかの外科での最多の病気であるにも関わらず、そけいヘルニアを専業とする外科医はごく少数である”ということに疑問を持ちました。
当院はそけいヘルニアの診療に特化したクリニックです。1つの傷で行う『単孔式腹腔鏡手術』を取り入れており、通常の腹腔鏡手術よりもさらにお身体への負担が少なく整容性に優れた手術を提供しています。また、『日帰り手術』となるため日常生活への影響を最小限に留め治療を受けていただくことができます。時間に追われる現代において、最適のヘルニア治療であると確信しております。
足の付け根の膨らみでお悩みの方はたくさんおられますが、恥ずかしさから受診をためらわれていることが多いです。また、膨らみがみられるだけで痛みがないから大丈夫と放置されている方もいらっしゃいます。少しの勇気をもって受診いただき、お悩みを解決するお手伝いをさせていただきたいと思っております。
また、近隣医療機関の皆様、大切な患者様がそけい部でお困りでしたら、お気軽に申し付けください。真心込めて診察にあたらせていただきます。
スタッフ一同、皆様のお役に立てることを、心より祈っております。
神戸日帰り外科そけいヘルニアかずクリニック 院長
藤木 和也(ふじき かずや)