
こんにちは。神戸日帰り外科そけいヘルニアかずクリニック院長の藤木和也です。
今回は「当院の日帰り手術」についてお届けします。
当院は名称の通り、鼠径(そけい)ヘルニアの日帰り手術をおこなっております。
午前中に手術枠を設けており、来院から4時間程度でお帰りになられることが多いです。
手術当日の流れをご紹介します。
<手術当日の例>
8:30 来院、更衣
8:45 手術室に入室、全身麻酔開始
9:00 手術開始
10:00 手術終了
10:15 回復室へ移動
12:15 術後診察、更衣
12:30 帰宅
※手術時間や回復室での滞在時間は個人差があります。ご参考程度にお願いします。
・8:30 来院、更衣
待合室にて受付後、お手洗いをお済ませになり、回復室にて術衣にお着替えをしていただきます。貴重品は金庫にてお預かりしますが、最小限になるようお願いしております。術前の最終確認をおこない、手術室へご案内となります。
・8:45 手術室に入室、全身麻酔開始
血圧計や心電図などの生体モニターの装着と点滴を開始します。酸素マスクを着用いただき、麻酔ガスと静脈麻酔を併用して全身麻酔を開始します。開始後は数秒で眠りにつきます。入眠を確認後、呼吸を補助する管を留置し、気道確保をおこないます。
・9:00~10:00 手術
眠っていただいている間に手術は終了します。手術終了後にお声がけをおこない、覚醒に問題がないことを確認します。
・10:15~12:15 回復室
回復室へ移動後、30分程度でお身体を起こしていただき、ゼリーの摂取が問題ないか確認をおこないます。お休みいただいた後、歩行が確認できましたら帰宅可能となります。
・12:15 術後診察、更衣
痛みの程度や傷口の状態などの術後診察にて問題がないことが確認できましたら、お着替えしていただきます。お会計と次回の診察をご予約いただき、ご帰宅となります。次回の診察は術後1週間程度を目安にご来院いただいております。
※手術当日は全身麻酔の影響が残ります。ご帰宅後も運転は絶対におやめください。
このような流れとなりますが、いかがでしたでしょうか。
経過には個人差がございますので、その方のペースに合わせてご案内をしております。
また、基本的に日帰り手術とさせていただいておりますが、ご高齢であったり、遠方にお住まいなど、1泊の経過観察入院をご希望される方には、当院での治療後に提携病院にて経過観察入院をしていただくことも可能です。お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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