
そけいヘルニア検診はこちら
そけいヘルニア検診はこちら
神戸・三宮のそけいヘルニア専門クリニック「神戸日帰り外科そけいヘルニアかずクリニック」です。
当院ではそけいヘルニアが気になる方に向けて「そけいヘルニア検診」をおこなっております。症状がない方でもご利用いただけます。
この記事では、「そけいヘルニア検診の診察内容、費用、予約方法」のご紹介をします。
そけいヘルニアは小児の病気とおもわれがちですが、成人でもみられ、特に40歳以上の中高年男性に多いとされています。ある研究によると、男性の3人に1人が生涯に一度はそけいヘルニアを発症すると報告されており、実は男性にとって身近な病気といわれています。
なお、女性の場合は30人に1人と報告されており、女性も発症するため注意が必要です。
これまで、そけいヘルニアは太ももの付け根のデリケートな部分に症状がみられるため放置されることもありましたが、自然に治ることはなく、また、このあと説明します「陥頓」にて命の危険に至ることもあるため、そけいヘルニア検診にて早期発見、早期治療が重要といわれています。
そけいヘルニアは、足の付け根(そけい部)の筋肉に穴が開き、腸管や脂肪などお腹の臓器が穴から脱出する病気です。一般に脱腸と呼ばれており、良性の病気になります。
典型的な症状として、そけい部にピンポン球の半球のような膨らみがみられます。この膨らみは仰向けになるとなくなりますが、立っているときやお腹に力を入れたときに再び膨らみがみられます。
そけいヘルニアは自然に治るものではなく、治療には手術が必要です。
膨らみが凹んだり消えたりしているときに緊急性はありません。
しかし、ある日突然、膨らみが消えなくなることがあります。これを「嵌頓(かんとん)」と呼びます。
嵌頓を起こすと、脱出している腸管への血流が乏しくなり、壊死や破裂、腹膜炎に至ることで命に危険が及んでしまう重篤な状態となってしまいます。緊急手術が必要となり、壊死した腸管を切除するなど、負担の大きな手術が手術や長期間の入院が必要となります。
このような重篤な状態となる前に治療を受けられることをおすすめします。
当院はそけいヘルニアが気になる方に向けた「そけいヘルニア検診」をおこなっております。
診察内容は、問診、視診、触診、超音波検査となっております。
これまでの病歴や症状の有無をお伺いします。
立った状態や息んだ状態でそけい部に膨らみなどがないか、左右を比較しながら観察します。
触診にて、お腹から脱出してくるものがないか診察します。
診察台に仰向けになっていただき、そけい部に筋肉の穴ができていないか、お腹から脱出するものがないか、超音波機器を用いて検査します。
所要時間は10分程度となります。
初診料を含めまして、1,000円いただいております。
なお、そけいヘルニアの診断となった方はそのまま初診を受けていただくことをおすすめしています。
その際、初診料・検査費用などがかかりますが、検診費用を頂戴することはありません。